2006年02月01日
公務員不祥事責任法案
官製談合の不祥事が後を絶たない。
いま新聞を賑わしている防衛施設庁もだし、ついこの前は道路公団。
そのたびに大臣が辞任して「はい、おしまい。」ってシナリオなんだな。
今朝の日本経済新聞の春秋を引用させていただく。
デジャビュ。「既視感」と訳される。経験していないのに、「これって前にもあったよね」という感覚。官製談合で防衛施設庁の幹部が逮捕され、記者会見する額賀福志郎防衛庁長官のテレビ画像を見て、既視感に似た思いにとらわれた。▼あれは8年前。小渕内閣で、やはり額賀防衛庁長官だった。不正の舞台は装備品を購入する調達実施本部(調本)。代金の水増し請求が発覚したメーカーの返納額を査定する際、OBの天下り受け入れを条件に手心を加えた元調本幹部らが捕まった。組織ぐるみの証拠隠滅もあり監督責任をとって額賀長官が辞めた。
▼大臣の首が飛んだことなど屁(へ)とも思わないのだろう。施設庁の官製談合ではOBの受け入れ実績などで受注企業を決めていたという。旧道路公団の官製談合とも瓜(うり)二つ。技術畑幹部が代々申し送りをしていたようだ。業者はOBの給料を払い見返りに官は仕事を回す。税金で。組織間贈収賄じゃないか。ああ既視感。
▼大手ゼネコンにも、東京地検の家宅捜索が入った。ゼネコンに捜査官、これも既視感。ずいぶん軽い首だった額賀長官、米国産牛肉輸入で食言した中川昭一農相も、野党の責任追及の的になる。閣僚の首をすげ替え政権が生き延びる「トカゲのしっぽ切り」という見慣れた政界風景を、また見ることになるかどうか。
官僚達って大臣が辞任しても我関せずなんだと思うんだ。
何故って、大臣は彼らの「身内」じゃないから。
官僚は官僚。大臣は政治家。だもんね。
これじゃいくら大臣が責任を取っても、当の官僚達は平気の平左。
自分達に痛みは無いからね。
そこでこんな法案はいかがだろう?
「不祥事によって大臣が辞任した場合、事務次官と関係部署の長は全員退職し、天下りも禁ずる」
これくらいのことをしなきゃ、官の理論からは脱却できないんじゃないかな?